会計士1年生に読んでほしい!!新人時代にやるべきこと

Work, 公認会計士

大手監査法人の2017年度リクルートも終わり、公認会計士2次試験合格者の多くは自分の就職先が決まっているころだと思います。

そこで、大手監査法人に14年間勤務していた経験から、『新人時代にやるべきこと』を紹介していきます(大手監査法人前提)。

 

目標とする先輩をみつけて真似る

自分を成長させるための一番の近道は、まず『目標とする先輩をみつけて真似る』ことだと思います。
『真似る』ことができるようになったら、そこに『自分の味』を加えていけばいいかと。

では、どの『先輩』を目標とするのか。
先輩にも、職位(パートナー、マネージャー、スタッフ等)、部門・チームなどによりたくさんいると思います。

私は、職位にこだわることなく、普段接する機会が多い先輩を選んでいました。
具体的には、当時は監査をやっていたため、監査チームのインチャージとパートナーを目標として選んでいました。

 

何を『真似るのか』。
新人にとっては、接する仕事がすべてはじめてですから、メモのとり方、進捗管理、インタビューの仕方などなど、仕事のやり方すべてを真似するいきおいでいいと思います。

私は、目標とする先輩の読んでいた本、時間管理方法、監査調書の作り方、クライアントとの接し方などなどを真似していた記憶があります。
特に仕事の進め方はとても参考になり、今でも多少カタチを変え自分のカタチに進化させて採用しています。

 

仕事は考えながら期限厳守で

与えられる仕事は、常に『なぜやるのか』『なぜ必要なのか』『どのような効果や成果があるのか』など、目的と結果を考えながらやっていく必要があります。

特に、新人に与えられる仕事は、単純作業的なものが多いと思うので、考えながらやらないと、ホントに『単なる作業』になってしまいます。
こうなってしまうと、単に作業するだけで、誰でもよくなってしまい単価の高い2次試験合格者がやる意味がなくなってしまいます。

一見単純作業と思われる仕事にも、新人に任せる何らかの意図があり、それもきちんと把握しながら業務をこなすことが必要です。

 

また、完璧を求めるあまり時間をかけすぎるのではなく、完成度は低くてもよいので期限厳守でやりきるのがよいと思います。
複数の仕事を任せられ、100点を目指すあまり重要でない点までも解消しようとして、結局は期限通りに何ひとつやりきれなかった、というのがよくある例だと思います。

(言葉は悪いですが)新人にいきなり難しい判断を必要とする仕事は、なかなか任せてもらえないので、数をこなし経験を積んでいくことも勉強になります。
先輩も任せた仕事のフォローがすぐにできてよい循環がうまれます。

 

分からないことは常に即質問

なんでも質問できる、質問していいということは、新人の特権の一つです。
新人は分からなくて当たり前、恥ずかしがらずに疑問に思うことは即質問し解消しましょう。

疑問を解消せずに、のりきってしまうとあとあと後悔します。
特に、次の新人が入ってきてしまうと、先輩扱いされてしまうので、なかなか質問できにくい環境となり、経験したことで分からないことがあると恥ずかしい思いをします(恥ずかしいだけならいいですが、最悪仕事を任せられなくなります)。

 

自分に投資

任せられた仕事だけではなく、将来の種をまけるようにするために、お金と時間を自分に積極的に投資していきましょう!!

2次試験に合格したのはあくまでスタート地点に立っただけのことであり、ここからビジネスマンとしての人生が始まります。

(広い意味で会計に強いのは当たり前)何を強みとして、軸をどこにおいて生きていくのかが大事となります。
今はそれが何なのかをつきつめる必要はないですが、その土台を造る必要があります。
そのための自己投資が必要となります。

ちなみに私は、本(たぶん1冊/2日ぐらいは読んでいたかと)、英語(教室に通っていた)、資格(法律、不動産等)などに投資していました。

 

目標を定める

はじめのころは、仕事を覚えることで精一杯だと思いますが、目標のないところに成果はついてこないと思います。

私は、1年後、3~5年後、10年後ぐらいの単位、仕事、家庭、遊びの分野に分けて目標を定め、紙の手帳に書き出し、常にみれるようにしていました。そして、毎年更新していました。

確か、全勘定科目を任せてもらう(1年後)、インチャージを任せてもらう(3~5年後)、独立(10年後)と書いていたような記憶があります。

実績はというと、1年目が終わるころには小さな会社の全勘定科目を任せてもらい、3年目からインチャージを3社任せてもらい、14年後に独立、となりました。
まぁ、置かれている環境等にもよると思いますが、独立以外は目標達成できたかと。

小さなことでもいいので、目標を明確に定め、それをクリアできるように継続的に努力していくことが大事だと思います。

 

【編集後記】

明日から3連休、京都の実家(嫁)に帰省するので、夜にでもその準備をしようかと。